注目の“一生脇役俳優”野間口徹が語る思い出の脇役とは
風呂なし、トイレは共同。それが28歳ぐらいまで続いたかな。それでも、あまり苦しいとは思っていなかったです。まわりがそういう人たちばかりだったので」
そして代表作となる『SP警視庁警備部警護課第四係』(’07年、フジテレビ系)へ出演。それ以降、途切れることなく仕事が舞い込むように。
「急激に変化したわけではないですけど『SP』の後、少しずつ仕事が増えていきました。そこからちゃんと食べられるようになるまで、3年はかかりましたね」
そんな、“一生脇役俳優”野間口徹が思い出の脇役について語ってくれた。
■『SP警視庁警備部警護課第四係』(’07年)
岡田准一演じる主人公の同期・田中一郎役で知名度を上げる。
「それまではただ一生懸命にやっていればいいと思っていたんですけど、それだけではなく少しでも多くの人に見てもらわないといけないことに気づかせてくれた作品です。出演後はまわりの評価も変わったのか、仕事が少しずつ増えていきました」(野間口・以下同)
■『サラリーマンNEO season3』(’08年)