唯一無二のアカデミー俳優ダニエル・デイ=ルイスが引退を表明
2013年の第85回アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞
Matt Brown /(C)A.M.P.A.S.
『マイ・レフト・フット』(1989)、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)、『リンカーン』(2012)で、歴史上ただ一人、3度のアカデミー主演男優賞を手にしたダニエル・デイ=ルイス(60)が、俳優引退を表明した。Variety誌が報じている。
デイ=ルイスのスポークスパーソンは引退報道を認め、以下の声明を発表した。
「ダニエル・デイ=ルイスは現在、俳優としての活動を行っておりません。長年に渡って協力くださった皆さん、観客の皆さんに、彼は心から感謝しています。これは個人的な決意であり、今後この件については彼本人および代理人からのコメントは致しません」
40年のキャリアを締めくくる最後の出演作は、『ゼア・ウィル~』でタッグを組んだ監督、ポール・トーマス・アンダーソンの作品『Phantom Thread(原題)』になるという。ハイファッションの世界をテーマとしており、12月25日に公開を予定している。
引退の理由については明かにしていない。
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