イメージは「ヴァンパイア」『結婚』に見るディーンのこだわり
マイペースで、気負いなく、自然体のディーン・フジオカ(36)。まもなく公開の主演映画『結婚』(6月24日全国ロードショー)で演じるのは、結婚詐欺師。結婚詐欺師を演じたって、第3子が生まれたって、“おディーンさま”は揺るがない。そんな彼に話を聞きました!
ーー最初に結婚詐欺師役と聞いたときの心境を教えてください。
ディーン「結婚詐欺師かあ。どうなるんだろうなあって、ドキドキ(笑)。同時に、なぜ、詐欺師になったのか?というところまでキャラクターを掘り下げていけたらいいなあと思いました。実際、演じていて、あまり結婚詐欺師をやっているという感じがしなかったですし、生まれた以上、サバイブするために、結婚詐欺師というアプローチになったのかなあ、と」
ーーなかなか身の回りに参考にできる人のいないキャラクターですが、妻を持ちながら結婚詐欺師として生きる男・古海健児を演じるうえでこだわった点は?
ディーン「“ヴァンパイア”ですね。
そのイメージでいろいろ細かいところまで作りました。