田原俊彦 ジャニー喜多川氏との記憶溢れるレッスン時代
「6月は、インポータントな月というイメージが子どものころからありまして。親父の命日が6月23日、敬愛するマイケル・ジャクソンは25日、そして僕のデビュー日が21日。もう20年以上、毎年6月にはシングルを出していて、気合の入る月なんです。新曲の『フェミニスト』は、女性の持つ母性と美しさを歌っています。僕ら男は、女性によってこの世に生を受けて、人生が始まる。愛する人がいて、支え、支えられてという愛の根源がテーマです」
そう語るのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。
迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。
「独立」から23年、田原がジャニーズ事務所に入るまでのことを振り返る。
「生まれたのは、横須賀市馬堀町。横須賀って、海岸沿いの町で、しゃれた雰囲気があって。