だいたひかる がん発覚前に2度流産…夫と再び挑む不妊治療
小泉「その後またすぐ、4月に妊娠したんですけど、また化学流産になってしまって。もう大学病院で人工授精をしようとなって、それからはあっという間でした」
流産経験後、すぐに妊活を再開するパワフルさは、いかにも二人らしい。しかし、結果的には大学病院でもうまくいかず、不妊治療専門クリニックに転院した。
小泉「僕は、注射を打たれるわけでも内診されるわけでもないですから、実体験としては妻の大変さはわからない。クリニックに通うようになっても、温度差があったと思います。最新技術を用いた治療でも1回目の移植ではかすりもせず、2回目で着床したんですけど、また化学流産しちゃって。自分も落ち込んでるけど、妻の気持ちは想像することしかできなくて……泣きたい気持ちになったこともあります」
だいた「お互いピリついたりして、正直しんどかったです。でも、凍結してある受精卵がまだあったんで、次いこう!と3回目の移植周期に入りました。
けっこう気合入ってたんですけどね、出血があったんで移植がキャンセルになっちゃって。それが、運命の分かれ道だったんですよ。