【今週の対決】報道、自然…世界規模の写真展に足を運ぶ
話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(42歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、「世界規模の写真展」対決だ!
■東京都写真美術館「世界報道写真展2017」
最初に向かったのは東京都写真美術館の「世界報道写真展2017」だ。展示されているのは毎年オランダで開かれる“世界報道写真コンテスト”の受賞作品。応募総数8万408点から選ばれた、62点が紹介されている。
頂点に立ったのは、’16年12月トルコの展覧会で、ロシアの駐トルコ大使が現地警察官に射殺された事件を捉えたもの。入るとすぐに、この大賞作品が連作で展示されている。
恐怖におびえる来場者の表情、射殺され横たわる大使……と、いやがうえにも緊張感が伝わってくる。決定的瞬間を命がけで押さえたのかと思うとその勇気に恐れ入った、めた坊であった。
そのほか、イスラム国(IS)