“テニミュ”でブレーク多和田秀弥 BL映画主演に意気込み
「主演だと聞いて大喜びしたんですが、BL(ボーイズラブ)の男のコの役は初挑戦だったので、『僕にできるのかな』という漠然とした不安がありました」
健康的な白い歯と爽やかなスマイルで話すのは、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで7代目・手塚国光役を演じてブレークし、スーパー戦隊シリーズ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』にも出演するなど、イケメンスターの道を着々と歩んでいる、俳優・多和田秀弥(23)。
多和田が初主演を果たしたのが、人気コミックを実写化した映画『ひだまりが聴こえる』(6月24日公開)。そこでテーマとなっているのがBLだ。
「でも、文乃ゆきさんの原作を読ませていただき、素直に感動しましたし、『こういう恋ってありそうだな』と思えたんです」(多和田・以下同)
演じるのは、突発性難聴の影響で同級生たちにも心を閉ざしてしまっている大学生・航平。そんな彼が大学の裏庭で出会った同級生・太一は、航平とは真逆の、声が大きくて明るい男のコ。徐々に会話を交わすようになっていく2人だが、キャンパスでの陰口や嫌がらせで卑屈になる航平に太一がかけた「聞こえないのはお前のせいじゃないだろ!」