大野智、今夏は「小倉さんからもらった竿でマグロ釣りに」
「無門は、人と同じ行動はしないし、近くに自分と同じような人間がいなくても怖さを感じない男。学生時代って、みんな集団で行動しがちだったけど、僕はあまり集団には入らなかった。『面白くないんじゃないかな』って思ったりして。そんなとこが似てるかな」
そう語るのは、主演映画『忍びの国』(7月1日公開)で、ふだんは怠け者だが、伊賀一の凄腕を持つ“忍び”・無門を演じる大野智(36)。いつもはマイペースでおっとりしているが、歌やダンス、演技ともにその才能が高く評価されている大野くんが投影されているような役柄だ。
「監督から、『そのまま演じてくれ』と言われたので、忍者の基本姿勢とかも気にせず、猫背のまま演じました。無門を演じたときとふだんの大野智の違いは全然ないと思います」
――ジメジメした梅雨の季節、“忍び”たくなったりしますか?
「梅雨が終われば夏がまた来ると思うから、全然嫌じゃないんです。この夏も海には行く予定。
マグロを釣りに行かないと、かな。マグロ釣りのさおをくれた小倉(智昭)