長瀬智也が語る変化した恋愛観「癒しを求めるように」
「愛を一番に考える作品を、今まで自分のなかで避けていたような気もします。そうしてたら、アホみたいな役とか、男くさいものばかり演っていました(笑)。今回は大人の愛が見られる作品です」
こう語るのは、主演ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系・7月9日21時スタート)で20年ぶりのラブストーリーに挑む長瀬智也(38)。幼いころ母親に捨てられ、不運な事故によって余命を告げられながらも運命の人への愛に生きる男・岡崎律を演じる。
20年ぶりに本格的に挑む“愛”について聞いてみると……。
「昔は、周りなんて関係なく、相手を連れ去るくらいの強引さがかっこいいと思っていましたが、今は、覚悟もないのに愛を語るのはかっこ悪いと思うし、愛の表現やひとつひとつの言葉にも重みを感じます」
この20年間で恋愛観の変化もあるのだろうか?
「よく言う刺激的な恋より、癒しを求めるようになる、という気持ちもわかります。傷ついてへこんだりしてもがくことは人生不可欠。20代30代でつらい思いをすれば、考えも変わってくると思うし。