平原綾香にとって音楽とは?世界的シンガー描く舞台を熱演
「キャストの男性陣にお笑い系が多くて。アッキー(中川晃教)や伊礼(彼方)さん、(武田)真治さんが愉快で、本番で笑っちゃったらどうしよう……。ソニンちゃんは『キスシーンがあるのに、相手役のアッキーのこと見ただけで笑っちゃうかも、それだけが心配なの』って(笑)」
そう語るのは、アルバム『LOVE 2』をリリースしコンサートツアー中の平原綾香(33)。夏には舞台出演が控えている。世界的シンガー・ソングライター、キャロル・キングの波乱万丈の半生を描くミュージカル『ビューティフル』にWキャストで出演するのだ。
「3年前の初舞台『ラブ・ネバー・ダイ』の登場人物は架空の人物でした。でも、キャロルは第一線で活躍中の実在の人物。前向きでパワフルな彼女も歌を聴いてきた方々が抱くイメージを壊さないか悩みましたけど、台本を読んで涙がぽろぽろ。
出演したい、と」
16歳のキャロルは親の勧めを振り切って名プロデューサーに曲を売り込み、作曲家を目指す。カレッジでジェリー・ゴフィンと恋して、彼が作詞、彼女が作曲のコンビを組むが、結婚し母親に。