24歳女子も奮起!人気地域の“役場の星”が語るふるさと納税
加熱する各自治体間の返礼品合戦に、総務省が「待った!」をかけたのも記憶に新しいふるさと納税。その一方で、ふるさと納税を“町おこし”の絶好の機会と捉え、熱い思いで取り組む“役場の星”たちがいる−−。
「正直、“安定”が公務員を選んだ理由のひとつでした。でも、ふるさと納税を担当するようになり、仕事に対する意識が大きく変わりました」
そう語るのは、愛知県碧南市の伊藤桃子さん(24)。名古屋から40キロ圏内にある港町・碧南市。役所に勤めて3年になる伊藤さんは、入庁後、ふるさと納税を担当する課に配属になったという。
「本当は子育て関連の仕事をしたかったので、ふるさと納税について、まったく知識がありませんでした。でも担当してからすぐに、“あしながおじさん”のような存在が現れたんです」(伊藤さん)
碧南市の返礼品には、寄付金100万円以上で「へきなん満喫スペシャル」という市内の遊園地を貸し切りできるプランがある。