【ポップな心霊論】「死んでも幽霊になれないのはどんな人?」
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【こんな人は、死んでも幽霊になれないかも……】
僕は霊視するとき、その人の霊体が持っている「根っこ」のような部分を見ています。
でもたまに、どんなに探してもこの「根っこ」が見つからない人がいるんですよ。たぶん、周囲の人に気を使いすぎて「確固たる自己」というものを持っていない人なんだと思います。そういう人って、話す相手が変わるたびに、霊体が“スパン、スパン”って入れ替わるんです。根こそぎ別人になってしまう感じで。僕には小さいころからそれが見えていたんですけど、霊体が入れ替わる瞬間は、なかなかシュールな光景ですね。
経験上、そういう、霊体に「根っこ」がない人って、ひとりっ子のことがほとんどなんです。
だから実は、僕自身もそうなんじゃないかなって思ってるんですが。ひとりっ子って、親が子どもに期待する役割を全部ひとりで請け負わないといけないじゃないですか。末っ子みたいに、ベタベタに甘えたり、長男や長女みたいに、自立したところを見せたり。親に対する気遣いから「自分ひとりで全部の役割をこなさなきゃ!」って思っちゃうんでしょうかね。
そうすると、自分が本当はどんな人間なのかわからなくなる。だから霊体に「根っこ」がなくて、次から次へと入れ替わっちゃうんだと思います。ちょっとでも思い当たる部分がある人は、周囲に気を使うのをやめて、自分の「根っこ」を育ててみてはどうでしょうか。「根っこ」がない人って死んでも幽霊になれないんじゃないかな。
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