(写真:The Sun)
英国在住のルイーズ・サザーランドさんが飼っているゴールデン・レトリバー、リオが、先週出産の時を迎えた。次々生まれてくる小さな命を、サザーランドさんは胸一杯の喜びと共に見守っていたが、ある瞬間、彼女は目を疑った。緑色の仔犬が出ててきたのだ。
Sun紙の取材に、サザーランドさんはこう応えている。
「最初の仔犬が動けなかったので、私と娘のクレアはその仔を引っ張り出して自由にしてあげたんです。それからは順調で、仔犬たちは次々と生まれてきました。でもその中に、緑色の毛に覆われた仔を見つけたんです。信じられませんでした」
この現象は非常にレアだが、全くなかったわけでもない。
Sun紙によると、これまでに3例が報告されており、原因はビリベルジンと呼ばれる胆汁色素の一種だという。緑色の痣の色素でもあるビリベルジンが、胎盤を通して母犬の羊水に混じることで、仔犬の被毛が染まってしまうのだとか。この染色は一時的なもので、やがて色あせて普通の毛色に戻るという。
サザーランドさんは、この仔犬に「Forest(森)」と名付けた。
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