CASH、Payday…お手軽「お金アプリ」で気をつけたいこと
キャッチコピーは「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わる」。そんなスマホアプリ「CASH(キャッシュ)」が6月28日にサービスを開始した。……が、翌日、サービスを一時停止することに。7月14日現在は、ダウンロードもできない状態だ。わずか16時間で機能を止めたこのアプリとはいったい−−。
「スマホで撮影した個人の服やバッグなどを運営側が査定、即座に換金するサービスです。商品の査定額は下限1,000円〜上限2万円までですが、現物を送る前に、銀行振込みかコンビニで査定金額を受け取れる仕組みになっています」
そう語るのは、実際にCASHを利用したというファイナンシャルプランナーの山崎俊輔さん。わざわざ専門店に行く必要もなし、査定の待ち時間もなしという画期的なこのアプリ。
だが、CASHには、「2カ月以内に『アイテム(現物)を送る』か、15%の手数料を乗せて『キャッシュ(現金)を返す』」というルールがある。ここに開発者の意図しないところで“落とし穴”が。
「考え方によっては、“商品代金の15%の利子でお金を貸しつけるアプリ”ともいえるんです。