13歳画伯 才能開花の発端は「発達障害があるとわかったこと」
今年6月には、一般の方々も参加する『現代童画会』福井地区展で激励賞をいただきました。本格的にアクリル画を描くようになってから1年、まだまだ伸びしろがあるな〜と」
才能を開花させた莉菜ちゃんの勢いは、これだけでは止まらない。彼女の絵は、障がい者を支える通販サイト「BTOK」で商品化され、iPhoneケース、ポストカードのデザインにもなり、現在、注文や問い合わせが殺到している。
「莉菜に“この絵の意味は?”と聞いても“意味なんてない。描きたかっただけ”としか答えません。言葉ではなく、絵で表現しているんでしょうね」
莉菜ちゃんに“将来、どんな画家になりたい?”と聞いてみた。すると彼女ははにかんだ表情で、「もっとうまく絵が描ける画家になりたい」と話した。