くらし情報『「女将さん会」会長が小池都知事に伝えたい築地と豊洲の違い』

2017年7月23日 06:00

「女将さん会」会長が小池都知事に伝えたい築地と豊洲の違い

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(撮影:加藤順子)

東京都中央区の、銀座からも1キロほどという立地での開業以来、80年以上にわたり「日本の台所」役を担ってきた築地市場が、移転問題で揺れ続けている。

老朽化を主な理由として、江東区豊洲への移転が決定されたのが’01年。’16年11月には新規開業の予定だったが、直前に就任した小池百合子都知事(65)が、豊洲の安全性の確保が不十分であることなどを理由に移転延期を発表。これを受けて今年1月17日に、卸業者が陳列する魚介類などの食材を“セリ”で買い取る築地の仲卸業者を中心とした女性たちのグループ「築地女将さん会」が発足。老舗の鮮魚仲卸「樋徳商店」の女将・山口タイさん(74)は、周囲に推されて、その初代会長に就任した。

今年6月20日。「築地は守る。豊洲は活かす」。
小池都知事らしいキャッチーなフレーズで、築地市場は5年後をめどに「食のテーマパーク」を有する拠点として再開発すること、豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化した総合物流拠点とすることなどの基本方針が発表された。

7月2日の都議会議員選挙では、都知事率いる「都民ファーストの会」

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