大山のぶ代 夫・砂川啓介さん葬儀に出られなかった悲しき理由
(砂川さんの知人)
砂川さんの葬儀では、喪主は大山が務めるはずだった。だが、それも断念せざるを得なかったという。
「体力的にも大変ですし、精神的なことを考えるとやはり難しいと思いました。また砂川さんの棺を見たり、写真を見たりすると、のぶ代さんが動揺してしまうかもしれませんから」(前出・小林さん)
結局、通夜・告別式は大山以外の近親者で行われた。
「砂川さんはきっと『来なくても大丈夫だよ。それより自分を大切にな』と言っていたはずです。砂川さんはずっとのぶ代さんを気遣い、心配させないように尽くしてきました」(前出・小林さん)
何よりも大山のことを第一に考えてきた砂川さん。その姿勢は亡くなる直前まで変わらなかった。
「5月中旬、砂川さんは肺にたまった水を抜くため入院していたんです。入院中は呼吸が浅くなり、とても苦しそうでした。リハビリも過酷なものでしたが、大山さんのために歯を食いしばって必死に頑張っていた。6月9日に無事退院されたと聞き、ひと安心していたのですが……」