カギは3つの“整理”…「実家の片づけ」を成功させるポイント5
いよいよ夏休みも始まり、子どもを連れて実家に帰省する予定という人も多いはず。年老いた両親の喜ぶ顔がみられてうれしい半面、使わなくなった家具や衣類など、実家にためこまれたモノの多さに驚くのも帰省のお約束。
「親が元気なうちに、実家の片づけを手伝ってあげることは、暮らしを快適なものにしてあげられるだけでなく、じつは親子関係を見直すいい機会にもなります。たまったモノを整理することで親の思いに触れることができ、家族の絆も深まりますよ」
そう語るのは、掃除・片づけ・生前整理のプロで生前整理アドバイザー認定指導員も務める大津たまみさん。遺品整理も含む1万件以上の掃除・片づけ現場を手掛けた経験から「親だけでなく自分も元気なうちに実家を片づけておけば、その後、お互いに“悔いのない”人生が送れます」と提言する。
親戚が集まったり、お墓参りがあったりと、「家族」やこれからの自分のあり方について思いをはせることが多い夏の帰省は、実家の片づけに取り組む絶好のチャンスだ。そこで、大津さんが実家の片づけを成功させるポイントを教えてくれた。