83歳のITおばあちゃんが提言「帰省なんかしなくていい!」
「お盆だからって実家に帰る必要?ないない、まったくないですよ」
笑顔でこう断言するのは、ツイッターで全世界に9万人近いフォロワーを有する溝井喜久子さん(83)。間もなく8月。お盆を前に実家からの「帰省要求」に、気持ちが沈みがちな女性読者も少なくないはず。
既婚者ならば「夫の実家へのお土産は何がいい?」と思い悩み、子どもがいれば「祖父母に孫との時間を作ってあげなきゃ」と義務感にかられる。一方、未婚者は年々、年老いていく両親を思い、心が曇る。「結婚はまだ?」の言葉を飲み込む相手と差し向かいで食べる夕食なんて、味気ないことこのうえない。ましてや「渋滞数十キロ」「乗車率百数%」なんて帰省ラッシュに巻き込まれての大移動。交通費に大枚はたいて、ヘトヘトになって……あ〜、考えただけでも気が重い!
そこで本誌は、男女間や世代間の価値観の相違などについて、含蓄あふれる「つぶやき」で多くの人の心をつかみ、女性向け情報サイト「ウートピ」の記事も話題の溝井さんに、「それでも帰省しないとダメですか?」と率直に質問をぶつけてみた。