全国の郵便局で完売続出!最新傘は「折れて、壊れない!」
(宮永さん)
実際にかなりの割合で“ポイ捨てビニ傘”によるケガか、その一歩手前の経験が報告されている。
「壊れたビニール傘の放棄・放置は、街を汚すだけでなく、捨てられた傘で人に思わぬケガをさせることがあります。壊れた傘の“ポイ捨て”はとても危険なので、絶対にしないでください」(宮永さん)
危険な“ポイ捨てビニ傘”をゼロにするにはモラルに訴えるしかないが、今年6月、日本郵便は全国4,500の郵便局で、これに関するユニークな新商品を販売開始した。
「突風を受けても傘の骨が外側に折れ、風圧を逃すことで事故防止などができる構造の雨傘、その名も『ポキッと折れるんです』といいます。昨年12月に南関東エリアで販売したところ3カ月で完売し、今回の全国展開となりました」(日本郵便・広報担当者)
いったい、『ポキッと折れるんです』とはどんな傘なのか?そもそも、どんな理由で商品化したのだろうか?そこで、開発したメーカー「長寿乃里」本社(神奈川県横浜市)