全国の郵便局で完売続出!最新傘は「折れて、壊れない!」
をたずねた。
「まずは広げてみてください。突風が吹くと、傘の骨は外側に折れ曲がりますよね……」
そう言うと同社プロダクトマネジメント部課長の佐々木智彦さんが、傘の骨の2〜3本を「ポキッ!」。うわっ、いきなり壊れちゃったじゃないですか!?
「いえ、大丈夫です。この傘は、『折れた=破壊』ではなく、あえて『ポキッと折れる』構造にしていますので、折れた状態のまま一度たたんで、開くだけで、ホラ……」
なんと傘は、元どおりのきれいな半円を描いている!
「従来型の『耐風』構造は風を受けて外側に半円を描きますが、風圧で飛ばされて事故につながる恐れも。当社の商品は特許取得済みの技術で、折れて破損を免れるのと同時に、使用者の安全も守ります」
では、どうしてこの商品を開発したのだろう?同部部長の江守佳郎さんが引き取って言う。
「化粧品や健康食品を販売する弊社のお客さまはほぼ女性。お肌や体をサポートする商品を手掛けるなかで、たどり着いたのが環境問題への取り組みでした。