花嫁VS.カメラマンの法廷闘争がついに終了! 勝者はどっち?
インタビューに答えるアンドレア・ポライト
ジャーナリスト、ジェフ・ポールのTwitterより
2015年、米ダラスに住むニーリー・モルドヴァンという女性ブロガーがウェディング・フォトグラファーを訴えた。それから約2年半。長い裁判がようやく結審した。事の顛末を辿ってみよう。
2014年10月、ニーリー・モルドヴァンと夫アンドリューが結婚式を挙げた。記念すべき式の撮影は、ウェディング・フォトグラファーのアンドレア・ポライトに依頼した。パーティは滞りなく終わったが、その数週間後に事件は起こった。モルドヴァンはポライトに、「高解像度の写真はいつもらえるのか」と問い合わせのメールを送った。
ポライトは「契約では、アルバムが完成したらお渡しすることになっています」と返信。そのやり取りの前に、ポライトはアルバムの表紙を飾る写真を選ぶよう夫妻に頼んでいた。これは契約に盛り込まれており、150ドルの料金がかかるオプションだった。しかし、夫妻はこの150ドルを支払うことを拒否。これを受け、ポライト側はアルバムの製作作業を中断していたという。
メールを返信した2日後、ポライトは自分がとんでもない事態に巻き込まれていることを知る。