阿川佐和子 60代の“新婚の夢”阻んだ「認知症母の老老介護」
今年5月、6歳年上の元大学教授S氏(69)と入籍した阿川佐和子(63)。
結婚直後には、南仏料理店での夫妻の“しっとりデート”を本誌も目撃。幸せそうな新婚生活が伺えたが――。
「仕事の打合せでご一緒したのですが、ちょっと疲れたご様子だったんです。阿川さんは大作家である父・阿川弘之さんを亡くされて3年経ちますが、じつは90歳になられるお母さまの世話もされているんです。その介護が大変だそうなんです」(出版関係者)
母親の介護については、阿川本人も作家・朝井まかて氏との対談で「母が認知症になりかけた頃に書いたメモを見つけたんですよ」(文藝春秋17年6月号)と病名を明かしている。
「女親の介護ということで、彼女にはお兄さんと弟さんがいるのですが、阿川さんに負担がかかっているようなんですよ」(前出・出版関係者)
若々しいとはいえ、阿川ももう63歳。老々介護は肉体的にも楽ではないはずだ。
だが、そんな愚痴をS氏に聞いてもらえるだけでも彼女は助かっているのだろう。