娘の代わりにLINE返信…「カホコ」超えの過保護親は実在する!
「なんでママに隠れてこんなことするの!」。一人娘の女子大生・カホコ(高畑充希)がこっそり買ったワンピースを見つけ、娘にそれを突き付けながら叫ぶママ(黒木瞳)。ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)では、こんな“過保護”シーンが話題になっている。
「私も年々“過保護”な親が増えていると感じています。『カホコ』を見ながら、知り合いの母娘や自身と重ね合わせて『いるいる』『うちもそうだ』と、感じている方もいるのではないでしょうか」
そう話すのは、『「親力」で決まる!』などの著書で知られる教育評論家の親野智可等さん。また、教育問題にくわしいジャーナリストの石川結貴さんも、こう続ける。
「ママの黒木瞳が自分の人生をわが子に投影して、コントロールしようとしているところがリアル。現実にもドラマ以上に子どもをがんじがらめに縛っている親もたくさん存在します」
えっ、ドラマ以上の“過保護”?驚くべき“バカ保護”の実態を親野さんや石川さんに寄せられた実例で、紹介していこう。