広瀬すず「吐き出したいことは母にだけは話します!」
「ずっとこのままがいいなと思うときもあれば、世界が広がるだろうから早く大人になりたいという気持ちもあって。でも20歳になると無責任ではいられないだろうし、そういう部分では今のほうが自由かな。今はまだ“子供の意見”を言えると思っているんです」
10代最後の夏の心境をそう語る広瀬すず(19)。公開中のアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』ではヒロイン・及川なずなの声優を務める。クラスのマドンナ的存在で、大人びた中学生役を演じるにあたり、声の出し方には気をつけたという。
「ハスキーとまではいかないんですけど、瞬間瞬間、息を吐くことを意識してしゃべっています。でも不意に出る大きな声はつっぱってる声で、“かけおち”という言葉の言い方も子供っぽかったり。その差は意識しながらやりました」
劇中では、歌にも挑戦している。
「ふだんからカラオケや家で歌ったりするんですけど、得意じゃないんです(笑)。今回は歌を覚えるためにカラオケに行って、収録の前日もカラオケで練習しました」