有村架純『ひよっこ』を演じて「耐える力がつきました」
「これだけ長く演じていると愛着も必ず湧くと思いますし、守りたい存在というか。自分の中で、みね子はとてもいとおしい存在です」
最終回が近づいてきたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』のクランクアップを迎え、演じたヒロイン・みね子について、そう話す有村架純(24)。撮影中はいろいろと耐えることも多く、それが自身の成長につながったという。
「何かに耐えるということに関しては任せてください(笑)。これ以上何かに耐えることがあるとしたら、いったい何があるんだろうと思えるぐらい、受け止められる気持ちがついたように思えます。気持ちが作品に表れるということも改めて実感できたので、これからも作品や役、キャストやスタッフさんに対して、気持ちや熱量を大事にしていきたいと思いました」(有村・以下同)
しんどさのピークは“島谷ロス”のころ。有村は当時をこう振り返る。
「16~18週で、島谷さんとの別れを選んで、その後にお父ちゃんが見つかって……。
感情がいろいろと入り交じり、このころはみね子を演じていて体力的にも気持ち的にも複雑でピークでした。