ラスベガス銃乱射 一目散に逃げたジェイソン・アルディーンに「臆病者」の声
ステージで歌うジェイソン・アルディーン。この直後に事件は起こった
(写真:Press Association/アフロ)
米ラスベガスで発生した銃乱射事件から2日経った。死者は59人に増え、米メディアは個別の乱射事件としては「史上最悪」であると報じている。
現場となったのは、カントリーミュージックのイベント「ルート91ハーベスト・フェスティバル」。隣接するホテルの32階から銃弾が降り注いだその瞬間、ステージではカントリーの大物ジェイソン・アルディーンがステージに上がっていた。
アルディーンは事件の数時間後に「ラスベガスのために祈りを」と文字を入れた写真をInstagramに投稿し、「今日あったことは、恐怖などという言葉では言い表せない。何と言えばいいのかまだわからないが、俺とスタッフたちはみんな無事だということを伝えておきたい」とメッセージを発信した。
会場に居合わせた目撃者によると、アルディーンは銃声を聞くや否や、一言も発することなく舞台袖に逃げていったという。
そんな彼を「臆病者」と断ずる声が上がっている。
「ジェイソン・アルディーンは、観客に『逃げろ』とさえも言わず、臆病者のように走り去っていった。