「説教では四字熟語も」武田鉄矢流“水戸黄門”みどころ
「まだまだ手探り状態で、毎日必死ですよ。カツラも、衣装も、ようやくなじんできたかなあ。黄門様の『カッ!カッ!カッ!』の笑い声も目下、大きな課題なんです」
こう話すのは、6代目水戸光圀を演じる武田鉄矢(68)。レギュラー放送終了から6年。人気時代劇『水戸黄門』(BS-TBS・水曜19時〜、10月4日スタート)がお茶の間に帰ってくる。武田といえば、『3年B組金八先生』の坂本金八を筆頭に、数々の個性的な役柄を演じてきた。積み重ねてきた役者人生を、黄門様というキャラクターにぶつけることを楽しんでいると武田は語る。
「自分がやるべきことは、歴代の黄門様が作った“らしさ”をまず身につける。
そのうえで武田黄門ならではの個性をサッと加えていこう、と。そこの比率をどれくらいにするかということで、現場で常に戦っているし、これが意外におもしろいんですよ」
“助さん”佐々木助三郎役の財木琢磨(24)、“格さん”渥美格之進役の荒井敦史(24)、風車の弥七役の津田寛治(52)