「説教では四字熟語も」武田鉄矢流“水戸黄門”みどころ
が脇を固める、新生『水戸黄門』。そのみどころを武田が教えてくれた。
■助格とののしりあいも……人情味を感じて
「今度の黄門様は、助さん、格さんとしょっちゅうけんかするんです。いたわりを強要したり、『今どきの若い者は!』と叱りつけたり、という老いのずるさがあって。説教になると、四字熟語を使うわ、長いわで、助さんに『クソじじい!』って言われるし(笑)。そういう人間らしい部分は新鮮に見てもらえるんじゃないかな」(武田・以下同)
■泥まみれの場面も。黄門様の戦う姿がいっぱい
「テーマの1つが、“汚しのきく黄門様”。あるときは、暴走した荷車の土をかぶって泥にまみれ、あるときは、つえを使って悪人と戦う。
そういう自ら体を張るご老公というのも新しい姿かなあ、と思って。忍者に負けずにとんぼを切る(=宙返りをする)黄門様とかね、ぜひお見せしたいですね」
■復興の一助になれたら。東北地方の伝統と景色
「旅の舞台は東北地方。東日本大震災で被害を受けた村や町を黄門様御一行が旅するという設定です。