賛否両論!「にゃんこスター」はいったい何が面白いのか?
10月1日放送の「キングオブコント2017」で、お笑い界に衝撃が走りました。優勝したのは、結成14年目のコンビ「かまいたち」でしたが、準優勝した異色の男女コンビ「にゃんこスター」が、話題を総ざらいしたのです。
コントバトルにおいて優勝を逃したコンビがブレークするというのはよくある話ですが、にゃんこスターはその芸風が異色すぎて賛否が分かれています。
採点をした審査員たちからは全員高評価だったのに対し、一般的人視聴者からは「笑えない」「面白さが理解できない」といった批判的な意見も多く集まっています。ちなみにお笑いにはそこまで精通しているわけではない筆者ですが、やっぱり彼らの面白さは皆目わかりません。むしろアンゴラ村長からほんのり漂う“ぶりっこ臭”に、苛立ちを覚えるほどでした。
そんな個人的な感情は置いておいてもう少し冷静に彼らのブレークの兆しを紐解いていくと、お笑い以外でも今求められる「時代のニーズ」が見えてきます。
■ネタが時代にマッチしすぎている
にゃんこスターのコントを見ていない人のために展開を紹介すると、今回番組で披露されたコントは、ツッコミ役のスーパー3助(34)