葵わかな『わろてんか』現場で勇気くれた松坂桃李のひと言
それにはドラマ同様、現場の明るい雰囲気が大きく関係しているそう。
「一日ひと笑いは絶対しています。アドリブに笑わされたり、松坂(桃李)さんが撮影の合間に『情熱大陸』風のナレーションをしているのもおもしろいです。たとえば、照明さんの作業中、『彼は、光を追い続ける……』みたいに(笑)。共演者、スタッフの方々が、毎日笑えるような雰囲気を作ってくださっています。そのなかで私に何ができるかを考えると、てんと同じで、明るく笑っていること。悩んでいるときでも笑顔でいることで、まわりにもいい影響が与えられる。そう考えられるようになったのは、自分自身の成長かなと思います」
夫・藤吉役の松坂桃李から「てんと藤吉の話でもあるから、なんでも相談してね」と言われたことも心の支えになっているという。
タイトな撮影スケジュールも、そんなチームワークと笑いで乗り切る日々だ。
「残りの撮影期間もすぐ終わっちゃうのかなと考えると寂しくなってきます。撮影期間限定の“家族”と、悔いがないように力を合わせて最後まで駆け抜けられたらと思います」