資格も習得、財前直見が伝えたい「遺言作成の大切さ」
「終わりのための活動」という言葉の響きで、マイナスイメージも持たれがちな“終活”。だが、ときに“終活”が残りの人生を輝かせることもある。そんな、“日々を充実させる終活”を実践する女優たちに話を聞いた。
「“終活”という言葉に対して、お年寄りの方は『縁起でもない』と、少し抵抗を感じるようです。むしろ若い方の方が、興味を持って聞いてくれますね。昨年50歳になり、今後のことを改めて考えるようになりました。“誰かのために役に立てる人間になりたい”と思って、6つの資格を取得しましたが、そのうちの1つが『終活ライフケアプランナー』の資格です。介護・相続・お墓などの死に向けての事前準備から、遺族の心のケアまでサポートする民間資格で、これを取得したことにより、私自身の“終活”もスタートしたのです」
そう語るのは、女優の財前直見(51)。
’85年に『婦警候補生物語』で本格的に女優デビュー。’89年の『極道の妻たち~三代目姐~』で映画初出演。