「久しぶりのボートレースなんですよ。マスコミの前で、みっともない姿は見せられませんから気合が入っています」
こう語ったのは、10日に「ボートレース江戸川」で行われた新刊出版記念イベントの会場に、朝いちばんに現れた蛭子能収さん(70)。人からどう思われるかより、自分がどう生きるかを大切にしてきた――。そんな蛭子流の生き方をまとめた自己啓発本『笑われる勇気』。出版イベントでは名前を冠したレース「蛭子能収『笑われる勇気』賞」が行われ、多くの報道陣を招いていた。そして本日、10月21日についに70歳の古希を迎えた蛭子さんは勇ましく語る。
「そりゃ、そうですよ。今日は、女房から2万円もらってきました。
オレも20歳のときから50年もボートレースをやってきましたからね。今日はみんなの前で勝って見せますよ。今日のレース場のコンディションを確かめるために早く来ましたけど、幸先よく、1レースと2レースで勝つことができました」(蛭子さん・以下同)
単にボートレースがやりたくて、会場に早く来たわけではなかったようだ。いよいよ勝負の「蛭子能収『笑われる勇気』賞」