葵わかな『わろてんか』演出家が課した“変顔特訓”の鬼指令
「クランクイン当初は“自分がしっかりやらなきゃ!”と休憩中も台本片手に考え込んでいる姿を多く見かけました。それが役柄の『藤岡てん』そのままに、どんなときも笑うことを心がけるようになってからは一気に現場に溶け込んで、今では立派な座長ですよ」(NHK関係者)
10月2日からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』。2,378人から選ばれたヒロインの葵わかな(19)は、現役の慶應大学1年生だ。
てんのモデルは、吉本興業の創業者・吉本せい。演出家は葵に、クランクイン前にある宿題を出したという。
「役作りとして、毎日“変顔”の写真を送ることを課せられたんです。演出家は幅広い表情とさまざまな笑顔の練習のためにやらせたそうですが、写真と一緒にその変顔のテーマも毎日書かされるので、葵さんは相当苦労したそうです。それでも3カ月間、毎日きちんと送り続けていましたね」(ドラマ関係者)
大阪に単身赴任して撮影を続けている葵が一番留意しているのは体調管理。
ひとりで奮闘する葵を“母親代わり”に気づかっているのが、ドラマでも母親を演じている鈴木保奈美(51)