■1メートルを越える長髪
昼間は賑わうショーへ。
ホンヤオ族女子が伝統的な踊りを披露するものだ。
圧巻のピンク。
やはりこの衣服はポイントであるらしく、彼女たちが洗濯する様を踊りで表現していた。
ショーの中盤には奥から長老が出てきて、
おもむろに頭に巻いたターバンを外す。
そのターバンは、なんと自分の頭髪だった。
ホンヤオ族の女子には髪を切らないという習慣があり、その長髪を頭で巻く。
長老だけではない。
今でもその習慣は根付いており、みな床に付くかという長さ。
その特徴から、この村は「長髪村」とも呼ばれているようだ。
こんなに長いのにも関わらず、彼女たちはスッスッと梳いてササッと結ってしまう彼女たちの手際も含めて、驚きの連続だった。
今では世界中同じような街並で、同じような洋服を着て、同じような生活をする中で、昔ながらの生活を続けている人たちがいる。
全く違う価値観の中で生きる人たちがいる。
それは「文化」