「日本人になじみ深い“厄”という言葉ですが、皆さんの多くが間違った捉え方をしているな、と以前から感じていました」
そう語るのは、スピリチュアリストの江原啓之さん。江原さんは「’17年は“不安の年”でしたが、’18年は“爆発の年”になります」と言う。混迷を深める時代を幸せに生き抜くためには、「厄」を祓うことが重要になるそう。「厄」を、ネットで検索してみると、「苦しみ」「災難」「厄年の略」といった内容がヒットする。
「おそらく“事故や病気など悪いことが突然襲いかかってくること”と、考えている人が多いのではないでしょうか。しかし、自分にまったく関係ないことが、突然に災いや問題として降りかかってくることはありません。『因縁果』と言いますが、良きことも、悪しきことも必要以上のことは起こらず、物事には、必ず因があるのです。たとえば、人間関係のトラブルは、その人の心のありかたに起因しています。
また、病気になるのは、健康を過信して、不摂生な生活をしていたり、想念から生じることもあります。