時任三郎の妻 霊的治癒者になるきっかけは「夫との出会い」
「先週まで、1カ月半ほど海外に出ていました。インド、ブータンにある聖地を巡る旅です。祈りを捧げ、クンダリーニヨガ(※ヨガの一種で、身体面よりも、より精神面の変化を重視している)を極めようと試みる毎日でした。これまでも、さまざまな国を巡ってきましたが、いつも素晴らしい出会いや、大切なメッセージに恵まれることに感謝しています」
大きな瞳を輝かせながら、話してくれたのは時任千佳さん(50)。ライフ・カウンセラーとして、日本のみならず世界を駆け回る彼女は、これまで大勢の人々の心を癒してきた。明るい笑顔も印象的な千佳さんだが、少女時代は悩み苦しむことも多かったという。
「幼いころに両親が離婚し、母が家計を支えることになったのです。よく霊体を見たり、話しかけられたりといった体験もありましたが、忙しくしている母になかなか甘えられない寂しさも、私の“霊媒体質”をより強めていったのかもしれません。
18歳からモデルの仕事を始め、さまざまな場所に赴くようになっても、ホテルに泊まって眠ることなんて、とてもできません。地縛霊のために、一晩中おびえて過ごすこともしょっちゅうでした」