雅子さまと紀子さま お揃い和装に秘めた「紐帯の誓い」
園遊会直前の11月6日、皇居・宮殿で催された文化勲章受章者、文化功労者を招いてのお茶会でも、美智子さまと紀子さまが和服をお召しだったが、雅子さまは白いスーツにお帽子の洋装だった。
「再来年3月の退位を前提にすれば、両陛下主催の園遊会は、来年開催されるあと2回だけ。その後は、皇太子ご夫妻が主役になります。適応障害を抱える雅子さまにとって、着物の苦しい締めつけは心理的圧迫につながり、大きな負担でもあります。しかし皇后となれば着物をお召しになる機会は多く、雅子さまにとって大きな課題です」(前出・宮内庁関係者)
園遊会当日、雅子さまは、およそ30メートル、約10分にわたる招待者とのご交流後、午後2時27分に退出された。’15年の秋に園遊会に“復帰”されて以来、今回で4回連続のご出席だが、今日も途中退席となった。
ただ、今回は招待者と話される場面も見られた。ロンドン五輪ビーチバレー日本代表、朝日健太郎参議院議員と向かい合われたときなどは、右手を上に上げ、大きいですねといった手振りで満面の笑み。
「がんばってください」とエールを送られたという。