雅子さまと紀子さま お揃い和装に秘めた「紐帯の誓い」
精神科医で立教大教授の香山リカさんは言う。
「春だけでなく秋も連続しての和装でのご出席は、目的に向かって自分自身をコントロールすることができた証しでもあります。快復傾向にあると診ていいと思います」
さらにファッション評論家の石原裕子さんは、美智子さま、雅子さま、紀子さまの和服に“気配りされた統一感”があったと話す。
「美智子さまのお着物は、グレーの濃淡に波の一瞬を捉えた文様。金糸を使った帯でした。雅子さまは淡い黄色に大きな白とオレンジの菊、桔梗や萩などの花をあしらった文様。帯はワインレッドに金の唐花模様です。紀子さまは淡いオレンジからベージュのグラデーションに大小の白い菊、帯はモダンな印象の花菱でした。
金糸を使った帯、菊の花など、入念な打ち合わせをされている印象がありました」
“お揃いの和装”について、皇室担当記者もこう話す。
「天皇陛下のご譲位に向かって、皇后さま、雅子さま、紀子さまのご相談がしっかりとできておいでなのでしょう。雅子さまと紀子さまの色合い、柄も似ており“強い連携”を感じます。