高倉健さん死去から3年…記念碑にファン殺到で“聖地”化
「健さんの生きた証が次々と消えていくなか、それでも敏子さんは毎日菩提寺へ通い手を合わせ続けてきました。今は1年のうち半年は、海外に住む娘たちのところにいるそうです。でも日本にいるときは、必ず通っています。敏子さんは『たしかに兄の遺骨はここにないかもしれない。でも、そんなこと関係ない。私は毎日ここで兄と話をしているから』と話していました」(健さんの知人)
敏子さんは記念碑ができたことを、とても喜んでいたという。
「記念碑の後ろ側には牡丹の花が6つ彫られています。これは、健さんの主演映画で主題歌にもなった『唐獅子牡丹』から着想を得たものだそうです。
6つの花は両親と3人のきょうだいと江利チエミさん(享年45)との間で生まれなかった水子、そのもとで唐獅子である高倉健さんが眠るというモチーフです。敏子さんはこの絵柄を気に入ったようで『いい石碑でしょ』と笑っていました」(前出・健さんの知人)
石碑には「この地に眠る」という文字が刻まれている。それは、3年間鎮魂を続けてきた敏子さんの願いが込められた言葉だった――。
田村淳、10年前に語っていた“芸能界”論に反響「核心をついている」「合ってるじゃん」