くらし情報『近藤真彦 キャリアを重ねて見えた「僕が歌う意味」』

近藤真彦 キャリアを重ねて見えた「僕が歌う意味」

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「今からミリオンヒットを飛ばしてやろうか、なんていう気持ちは正直言ってございません(笑)。シングルを出して、テレビや雑誌に出させてもらえている今がベストなので、この状況を40周年でも迎えられることが理想かな」

デビュー37年目を迎え、歌手としてますますの円熟味をみせるマッチこと近藤真彦(53)。最新シングル『軌跡』は、所属事務所社長・ジャニー喜多川氏が彼の曲に初めてタイトルを付けたことでも話題を呼んでいる。そんな新曲にかけて、これまでの歩みにおけるターニングポイントを振り返ってもらった。

■ジャニーさんの目に留まって、それまでの人生が一変

「13〜14歳のある日、ジャニーズ事務所から電話がかかってきたことで僕の人生はひっくり返りました。デビュー後は、家族も親戚も、田舎の町中が大騒ぎに(笑)。もしジャニーさんが僕の履歴書の小さな写真を見つけてくれなかったら、今ごろ何をしてたのかな」

■ムードや色気を帯びるように……『愚か者』から曲作りが変わった

「『愚か者』までは“手を上げてみんなで踊ろう”みたいな歌を歌ってきたけれど、だんだんとムードや色気を意識した大人っぽい曲をいただくように変わっていった。

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