野村沙知代さん 激やせで奔走した最後の夢「夫をもう一度監督に!」
服装の趣味も変わったのか、地味な感じになっていて、すごくやせていたので、最初は別人かと思いました。でも挨拶をしたら、やっぱりサッチーで……。レストランにいた人たちも、ほとんど気づいていなかったと思います」
’09年に東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を退任してから8年、野村さんは80代になっても「もう一度監督を!」と考えていたという。9月にはインタビューでこう語っている。
《優勝して、ベンチで『監督!』と、声をかけたら死んでいた。それが理想だ》
野村さんの夢は、沙知代さんの夢でもあった。
「野球関係者やテレビ局関係者など顔見知りたちに、『(夫に)監督をさせてあげたいけど、何とかならない?』と奔走していました」(野村夫妻と親しい野球関係者)
「もう一度、夫をグラウンドで見たい」、そんな最後の夢を抱きながら、沙知代さんは旅立った。
竹中直人、約40年前…お笑いでデビューしブレイクも「毎日泣いていた」