鬼門は“夫の自立”!60歳になっても雇われる女性になるコツ
「団塊世代が定年退職し、働く現場は人手不足。仕事が円滑に回らないなか、シニアの求人が増えています。とくにコンビニ、ファストフード、飲食店などのサービス業は、シニア女性の“仕事力”が求められているのです」
そう話すのは、シニアライフアドバイザーの松本すみこさん。今後、年金の受給開始を70歳に引き上げられることが予想されるなど、老後不安は高まるばかり。だが、老後の資金に不安を抱える人も働くことで心配は軽減していくそう。肝心の求人も60歳以上の女性に関しては、先行きは明るいという。
そこで、松本さんに60歳になっても“雇われる女性”になる”コツを聞いた。
「シニア女性が働くと、お金を稼げるだけでなく、友達や生きがいを得られます。
しかし、その障壁になっているのが定年退職して家にずっといる夫という存在。世話をしないと生活できない夫をしっかり自立させることが必要です」(松本さん・以下同)
60歳を過ぎても“雇われる女性”になるためのポイントは、“夫の自立”だと松本さんは言う。