豊田真由子前議員「間違っていた…」実父明かした悔恨の胸中
自民党の公募で当選したわけですが、秘書などもみんな党が用意してくれて。政治家としてのスタートは、ある意味恵まれ過ぎていたのかもしれません。大きな権限を持ったことで、本人もいつの間にか勘違いするようになっていたのだと思います」
娘の過ちを認めるのはつらいところだろうが、贖罪のように父は語り続けた。
「上に立つものとして秘書やスタッフ、さらにその家族にもっと気遣うようにと私やほかの誰かが教えてやらねばならなかったのです。(真由子が持っていた)自分が休みなく働いているのだから、秘書も同じように働くべきという考え方も間違っていたと思います」
豊田氏が療養中、2人の子供の世話は実家でみていたという。
「孫たちはしばらくこの家に滞在していましたが、いまは(真由子と)いっしょに生活しています。実は最近、真由子に会ったのですが、相当に落ち込んでいて、憔悴していて、心配になるほどでした。今後娘がどうするかですか?それは本人にもまだめどがたっていないと思います。
でも彼女はまだ40代。再スタートは可能だと思いますし、父親として応援し続けたいと思います……」
父の願いが叶い、豊田氏が再起する日は、はたしていつのことだろうか。