人気カウンセラー根本裕幸さんに「人間関係のお悩み」を相談
年末年始は帰省やイベントなども多く、人付き合いに疲れたり、気持ちをへこませる出来事も増える時期。「大切なのは心の持ち方」と話すのは、人間関係のスペシャリストである人気心理カウンセラーの根本裕幸先生。
「人間関係でぐったり疲れてしまうのは、『期待に応えたい、よく思われたい』という気持ちが強すぎるのが原因です。久しぶりに会う人の前だから、なおさらそう思うのでしょう。じつは、その『他人によく思われたい』という気持ちが、あなたを苦しめているのです。そうした悩みを持つ人たちに、私はまず“他人軸でものを考えること”をやめるようアドバイスしています」(根本先生)
“他人軸”とは、他人の価値観や考え方を、自分の思考や行動の基準にしてしまうこと。SNSの普及などもあり、つい自分と他人の暮らしぶりを比較したり、他人の評価を過剰に気にする人が増えている。
「本来、価値観は人それぞれです。
自分とまったく同じ考え方の人は存在しません。相手に合わせようとするから苦しくなる。他人の評価を気にしてしまう自分から、いかに脱するか。