受賞多数も低評価…ゆりやんレトリィバァに足りないものは?
と答える人も多いですが、実はピアノも英語も堪能。芸人養成所時代から高い成績を出すなど、優秀で努力家な一面もたびたび注目されています。また過去にいじめを受けていたことを告白するなど、今の活躍が反骨精神から来ているようです。
それをふまえると、なんだか天然の芸風とは真逆な印象も受ける彼女。同世代の女性としては非常に尊敬するし友達になりたいタイプですが、女芸人として見たときにこのギャップはプラスに働くのでしょうか。
たとえば「実は英語ペラペラ~」は、英語コンプレックスがある視聴者にとっては心をざわつかせるだけの可能性もあります。「調子乗っちゃって~」が持ち前のギャグですが、本心から「調子に乗りたい」と思っている一面が垣間見えたときに視聴者は笑えるのか。
そして特徴的な“猫なで声”が天然感をいっそう高めるポイントにもなっている彼女。
ただ野心がこれだけむき出しに見えている今、逆に見る側の警戒心を掻き立てる要素になっていないか。
1つ1つ考えると「天然」と「野心家」というミスマッチは、売れる過程で折り合いをつけないといけないように思うのです。