玉木宏 殺人者に…難役挑戦の陰にあった“あのドラマの呪縛”
玉木宏(37)の主演映画『悪と仮面のルール』が1月13日、公開される。
本作で“悪になるために生まれた殺人者”という難役を熱演している玉木はスポーツ紙の取材に対し、「特殊な映画で、勝負したいと思えるような作品なので、多くの人に観ていただきたいと思います」と語っている。
玉木が「勝負したい」と意気込むのには理由があるという。
ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で“千秋先輩役”として出演し、大ブレイクを果たした玉木。いまだに「千秋先輩」と声をかけられることもあるという。そのイメージから「まだ抜け出せていないのでは」という苦悩を、明かしているのだ。
「まだ自分は、あのときを超えられていないのかと思ってしまうんですよね。また次に新しいものが生まれれば、イメージは塗り替えられるという思いがあります」
たしかに近年は、そのイメージを覆すような役どころを演じている。
たとえば昨年末に放送された松本清張原作ドラマ「鬼畜」