皇太子さま悲壮な訴え!雅子さま救う「宮中改革」への覚悟
《あたらしき住まひに入りて閖上の人ら語れる希望のうれし》
1月12日、皇居宮殿松の間で催された「新年歌会始の儀」で披露された、雅子さまのお歌である。
昨年11月に皇太子さまと一緒に訪問された、宮城県名取市の閖上地区。東日本大震災から6年目の夏、ようやく復興住宅に入居して、新生活を始めた住民と語らったときのことをお詠みになったものだ。宮内庁関係者はこう語る。
「ご療養以来、披露された雅子さまのお歌は、愛子さまをはじめとした“私的なテーマ”が多かったのです。今回は、被災地訪問という“公的なテーマ”でした。来年のお代替わりに向けて“皇后になる覚悟”も伝わってきました」
しかし今回、雅子さまご本人の歌会始へのお出ましはなかった。
「雅子さまは来年、新しい皇后になられる身ですし、久しぶりのご出席となればとりわけ注目を集めるでしょう。
歌人としても高く評価される美智子さまの前で、ご自身の歌が読み上げられることに、プレッシャーもあったはずです」