息をのむ美しさ…奥入瀬「氷瀑」を見る旅に行ってきた
寒ければ寒いほど、美しくなる場所がある。“寒いから行かない”ではなく、“寒いからこそ行きたい”目的地があるのだ。
「氷結した滝、氷瀑を見たことはありますか。冬の奥入瀬渓流は大迫力の氷瀑をはじめ、雪化粧した渓流はどこも息をのむ美しさです」
そう教えてくれたのは、年の多くを旅先で過ごす旅ジャーナリスト・のかたあきこさん。東北屈指の景勝地である青森・奥入瀬渓流は、国立公園に指定されている。その園内唯一の宿「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」が、今冬から9年ぶりに冬の営業を再開したという。
旅の達人をして“息をのむほど美しい”と言わしめる冬景色……これを見ない手はナシ!
記者はのかたさんとともに一路、青森へと向かった。
東京駅から新幹線に乗り、昼前にJR「八戸」駅に到着。
八戸駅から宿の送迎バスに揺られ、1時間強。今回の滞在先「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」に荷物を預けたあとは、ホテル至近の「奥入瀬ランプ工房」