カフェご飯の定番!本格クロックマダム(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
さて、パリのカフェに行くと必ずあるのがクロックムッシュ。クロックは時計ではなく、「かりっとした」という意味のフランス語。1910年にパリのオペラ座近くのカフェではじまったとされるホットチーズトーストですね。ということで今日はフランスの紳士淑女を食べてみませんか?クロックムッシュに目玉焼きをのせたものがクロックマダムになります。このユーモアも最高ですね。
材料2人分:バター15g、小麦粉15g、牛乳150ml、食パン(薄切り)4枚、ハム2枚、とろけるチーズ80g、卵2個、サラダ油適量。
まず、オーブンを200度に予熱。小さなフライパンにバターを溶かし、小麦粉をふるい入れ、ふつふつとするまでよく混ぜ合わせる。
牛乳を少しずつ4回くらいに分けて加え、中火でダマにならないようその都度よく混ぜ合わせていくと、ベシャメルソースの出来上がり。食パンにハムをのせ、その上に大さじ3〜4のベシャメルソースを塗り、食パンで閉じる。さらにチーズをのせてオーブンに入れ、10分ほど焼き、チーズに焼き色がついたら完成。そこに目玉焼きをのせればクロックマダムの完成!味が薄ければお好みで塩・こしょう(分量外)